最も困難な工程は、間違いなく、ネーム作成だ。
その前のプロット作成も同程度に難しいが、書いてしまえば良いので、やっつけることもできる。AIでも書けるし。
ネームはAIには書けないし、非常に複雑なため頭を使う。
これが実にややこしくて面倒なんだ。
締切がある場合は最大の不安要素でもある。
AI〇〇はトレンドワード的によく見聞きするけれど、本当にAIだけで楽に終わることなんて少ないだろう。
AI漫画に至っては悲惨なほど人力だ。
だって、AIは絵を書いてくれるだけだから。
それだけでも時短になることは認める。
絵を描く工程こそが最大の労力を必要とするのだから。
しかしながら、ストーリー、プロット、ネーム、文字入れ、装飾、調整の工程は人力だ。
そして、最大の難関であるネーム作成は時間をかけて頭を捻り出すしかない。
今、週に1本AI漫画を作る仕事をしており、そのために常に気が抜けない状況だ。
漫画といっても、週刊誌に連載するプロ漫画家の作業量には到底及ばない。
彼らは本当にすごいと思い知った。
それでも私なりに毎週、ネームをよく分かっていないまま締切に間に合わせるべく強制的に作り込んでいる。
だがそれも、やはり数をこなすことで上達してきている。
四月に芽吹いた雑草が、五月にはスクスク育ち、梅雨を経て夏には巨大で手にあまるほどの大きさに育つように。
へこたれない雑草のように能力を伸ばしていくことを意識している。
AIが絵を描いてくれることで楽に漫画が描けるようになった。
しかし現状は人間の実力が漫画制作を支えている部分が大きく、技術を磨き成長し続ける必要がある。
あー、もっとスタイリッシュにAIで楽できる!儲かる!と言って商材を売ることができれば格好良いけれども。
短期的なAIビジネスよりも、長期的なAIクリエイター活動をしていきたいと思うanpokoです。
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